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熊澤 勝彦さん|サイクルショップ 丸六

修理、メンテナンスにすぐに対応できるのは職人として当然。自転車だって命を乗せていることを忘れないで。

 付属のパーツを取り外し、フレームだけになった自転車をあらゆる方向から真剣に見つめる鋭い目。フレームの歪みを見つけ出すのは、非常に難しいと言いながらも作業に没頭する。長年、自転車に向き合ってきた職人の経験、カン、知識がモノをいう瞬間です。
 販売だってそう。小さな子どもの自転車から通学用自転車、通称ママチャリまで使い方や成長に合わせた自転車選びも安全を意識したプロの目線で的確にアドバイスします。
 自転車整備士の資格を持ち、自転車業界に携わっているから「自転車の安全性」を真剣に考えます。また、多様化する自転車を取り巻く環境に対応するための努力も惜しみません。
 自転車屋さんとは思えないお洒落な造りは、木をふんだんに使った落ち着く空間で、お客さんものんびりしていくそうです。

毎週金曜日には、パンク修理やタイヤ交換が安くなる金曜得デーを開催中。修理点検ならこの日がおすすめですよ!

サイクルショップ 丸六
小牧市小牧三丁目268 TEL:0568-76-2038

街をよろしく

 名古屋市内で働いていたので、地元の活動にはなかなか参加できずにいたのですが、4年前に区の祭礼係を担当し、町を見る目が変わりました。上之町は子ども会の活動に協力的です。子ども会と町内会が協力して、祭事やイベントに積極的に参加してもらうよう働きかけ、子どもたちには思い出を、大人たちには新しいコミュニティを作ってもらいたいと頑張っています。
 また、回覧板で今までより詳しく町の状況を報告していきたいと思っています。
 かの昔。小牧と岩倉の間で電車が走っていた頃、この地区には駅があり、駅前の商業地区として賑わっていたそうです。
 今では、大きなマンションが建ち、住宅地として静かな佇まいです。区長になり7年目ですが、昔から住む人たちと新しくこの町に来た人とは、子どもたちを通じて良好なコミュニティが形成できていて、とてもよい雰囲気だと感じています。世代の交代などはありますが、世帯数はほとんど変動がなく、安定した町だと思います。
  片町はコンパクトで便利な町だというイメージを持っています。今回、初めて区長に選出されたときには、会社勤めを理由に断ることができたのかもしれませんが、これからのため、町のために頑張ってみようかなと思いました。
 大変なこともありますが、いろいろな人と話す機会が増えて、片町のことをはじめ勉強になることばかりです。秋葉祭などの町内の催しの際には、大勢の皆さんに参加してもらって、盛り上げていきたいと思っております。
  横町は寺社の多い地区です。昔はいろいろな祭事があり、多くの人が集まりワイワイやっていました。
 今は寺社と町内会の関係は希薄になっていますが、いろいろな形で盛り立てていければと思っています。例えば神明社のお祭りでも関係者だけが参加するのではなく、町内会の人にたくさん見に来てほしいし、参加してほしいと。その中で新しいコミュニティが生まれ、地元の寺社に関する知識も理解してもらえるといいですね。

佐橋 久生さん|カギのさはし

鍵を知り尽くした職人。研究と経験に裏打ちされた実力に固い人間性がプラスされ、安心と信頼の仕事が生まれる。

 店内の一番奥。ずらっと並ぶ鍵、約2000種類。実際にはもっとあるのだそう。合鍵の作製だけでなく、紛失した時の鍵開け・鍵作製もこなします。
 鍵の仕事を始めて30年余。車、家、バイク、金庫など鍵のトラブルに対応します。日々、鍵の仕組みや作製方法を熟知するために多くの時間を費やし気付けば夜中になっていた…というほど。
 作れない鍵はほとんどないようにしたいと話し、「壊さずに開ける」にこだわる理由は、お客様の力になりたい一心の職人魂。その腕前は、県内のみならず県外から依頼が入るほど。
 仕事柄、信用や信頼、固い人間性が求められますが、佐橋さんは自他共に認める頑固者。困った人を助けて、喜んでいただいた時にとてもやりがいのある仕事をしていると感じるそうです。

驚くほどたくさんの経験から鍵を作るときには細心の注意を払うと言う佐橋さん。まだまだ技術を磨いていくそうです。

カギのさはし
小牧市小牧三丁目153 TEL:0568-76-2441

安藤 英昭さん|アンドウ額椽画材店

たくさんの職人の手を経て作られる額縁制作のコーディネーターは絵画のことを知り尽くした職人の中の職人でした。

 40年以上前に横町で店を始め、3年前にラピオ通りに移転しました。額縁のオーダーが入ると、サイズやデザイン、素材などを打ち合わせして、図面を引き、各種職人さんに発注をかける。額縁制作のプロデューサー的存在。
 錦糸や箔などの多彩な職人さんのネットワークを持ち「絵画のことなら安藤さんに聞け!」というほどで、マットのカットやカンバス張りなどは朝飯前とのこと。
 趣味は絵を描くことと陶芸。春日井市内には自身の収集絵画を展示する画廊もあります。また、店内には、油絵、水彩画、日本画の初級程度に必要な画材も販売していて、日々は、絵画一色。
 絵を描く人を増やしたいと話し、絵を習ってみたいなど絵画に関するあらゆる相談に対応できますと言う安藤さんの経験値は、この道のプロと呼ぶにふさわしい。

色の違いがわからないほどたくさんの色が揃ったアクリル絵の具。既製品の額や紙などの商品もあり、絵を嗜む人ならワクワクする品揃え。

アンドウ額椽画材店
小牧市小牧三丁目300 TEL:0568-77-8334

#1 存在は知っているけれど、 何かは分からない…

 小牧駅前、小牧ガスビル南東に石垣で囲われ、木々に覆われた場所があります。石段を7、8段上ると立派な石碑が建っています。
 この碑は「江崎善左衛門頌徳碑」。皆さん知っていましたか?江崎善左衛門という人は、入鹿六人衆の1人で、入鹿池を築造したり、木津用水を造りあげたりして新田開発に多大な貢献をした人だそうです。この碑は、昭和33年、子孫にあたる江崎庸三が、後世のためにとこの碑を建てました。石碑の題字は、尾張徳川家19代当主・徳川義親が書いたそうですが、現在はほとんど読めません。
 ちなみに頌徳碑とは「しょうとくひ」と読み、偉業を成し遂げるなど徳のある人をたたえる碑のことを言います。

参考資料:小牧叢書13 小牧の石碑

 この碑の横にある松の木は「駒つなぎの松」と言われ、小牧・長久手の合戦のとき、徳川家康の家臣が馬をつないだと言われています。

小牧初!愛知県初! の店がオープン|れんがや

 3月にラピオ南西交差点角にオープン。オーナーの母が大阪で開く店の味のレシピをもらい、本場の大阪の味をそのままに提供!
 名物・クロワッサン鯛焼きは、乳酸菌、核酸、水素などを練り込んだ特別な生地を使ったもので、神戸から初上陸。サクッとした食感で、冷めても美味!夏の期間なら凍らせたクロワッサン鯛焼きも販売。

れんがや
住所:小牧3-171
TEL:76-3033
定休日:水曜
営業時間:11:00~21:00
メニュー:クロワッサン鯛焼き250円、たこ焼き350円、焼そば380円、串カツ100円(1本)、いか焼デラックス270円、など